サマーポケッツの魅力&レビュー

ゲーム
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サマーポケッツをクリアしました。この作品、今後も語り継がれていく名作だと感じたので多くの人にプレイしてもらう為に魅力について伝えたいと思います。ネタバレが無いように魅力を紹介していきますが、一部多少のネタバレが含まれる場合がありますのでご注意ください。

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サマーポケッツとは

Summer Pockets』(サマーポケッツ)は、ビジュアルアーツのゲームブランドKeyより2018年6月29日に発売されたWindows用恋愛アドベンチャーゲーム。略称は「サマポケ」。

出典:Summer Pockets – ウィキペディア

いわゆるギャルゲーです、全年齢対象なのでご心配なく。作成元のkeyは泣きゲーのパイオニアであり、泣き、感動、笑いの要素を取り入れたゲームで有名です。そんなkey作品のファンの事を総じて「鍵っ子」と言い、私もそんな鍵っ子の一人です。

シナリオ概要

亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、
鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。
祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、
初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。

海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。

島で新しい仲間が出来た—-

この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

出典:Summer Pockets公式サイト

主人公が夏休みに訪れた島で様々な人との出会いを通じて友情、愛情を育み、成長していく恋愛シュミレーションゲームです。

魅力を紹介

感動的なシナリオ

key作品の目玉といえばこれでしょう、泣けます。個別ルートである4人のヒロインの話は勿論のこと、グランドルート(物語の根幹の話)は嗚咽を漏らしながら泣くレベルです。今回は親子の愛がテーマになっていて、子を思う親の気持ちと、親を思う子の気持ちを描いたシナリオが涙なしでは読めないほど感動的、そして幻想的なものになっています。

また、メインキャラだけでなく、サブキャラ達との関係性もグッとくるものがあります、普段はただフザケているだけのキャラ達が主人公が悩んでいる時に理由も聞かず力を貸すシーンなどは本当に素晴らしいです、「友達なんだから当たり前だろ?」なんてハンパねえよ・・・

個性的なキャラクター

今作のメインヒロインは以下の4人

  • スーツケースをいつも引いている謎多き無垢な美少女 久島鴎
  • 友達はぬいぐるみ、歌が大好きドイツ人とのハーフ天然美少女 紬ヴェンダース
  • 優しさ故に人を傷つけることを恐れ1人でいることの多い 鳴瀬しろは
  • 天真爛漫な元気っ子だが同年代では一番の耳年増 空角蒼

他にも魅力的なキャラクター達が!!!なんで卓球ラケット持ってるの?とかお爺ちゃんその胸の傷は?とか、そもそもなんでみんな裸なの?とか色々疑問はあるでしょうがゲームをすれば全て解決します。ヒロイン以外も個性が濃いキャラクターが多いです。

 

ミニゲーム

卓球

卓球大好きキャラとラリーゲームを楽しむことができます。シナリオには全く関係ないゲームで、如何にラリーを継続して得点を稼ぐことができるかというゲームになっています。得点結果はTwitter投稿が可能になっており、仲間と得点を競い合えるようになっています。また、ゲーム内の称号にも関わってきたり・・・

島モンファイト

島のモンスター(鳥、虫、etc)を用いたカードゲームです。カードはよくある3すくみの関係性になっており、3枚のカードを用い先に相手を倒したほうが勝ちです。シナリオとは全く関係ないですが、島モンを捕まえる→デッキを組む→他のファイターと戦う。という流れで島モンファイトは進んでいきます。島のランキングで一位になると・・・

 

レビュー、感想 ※ネタバレあり

点数は文句なしの10/10点です。リトバス以来の傑作が10年ぶりにキタか!!という感じでした。正直近年のkeyは失速気味だったのはファンから見ても否めない部分がありました、近年はアニメ作品に力を入れていたイメージがあります。angelbeatsはよかったと思います(ゲーム以外は・・・いつ続編出るの・・・)、シャーロットは正直微妙でしたね・・・。ゲームだとRewriteですかね、こちらは内容はかなり面白いものでしたが戦闘色が強くkeyという感じはあまりしない作品でした(シナリオライターが複数人いたので当たり前ですが)

今回のサマーポケッツはTheKeyという感じのシナリオで昔からのKeyを知っているファンからすると、懐かしくて目から汁が出ます。個別シナリオ泣けるランキングは、鴎>紬>蒼>しろはです。好きな順番だと、しろは>蒼>鴎>紬ですかね。

個別ルートが終わるたびに共通ルートであるうみちゃんのセリフがスキップできない、おかしいぞ?あれ、うみちゃんセリフなんか変わってる?あれ、なんか幼くなってない?と気づかせてくれるシナリオにすごいワクワクしました。最初はただただうみちゃん可愛いと思っていただけでしたが、シナリオを進めるたびに感じる、あ、この子・・・もしかして・・・と考えながら進めるのが楽しかったです。

個別シナリオが終わった後の、グランドルートですが、うみちゃんのお母さんを思う気持ち、しろはの娘を思う気持ち、しろはのお母さんのしろはを思う気持ち、こちらを立てるとあちらが立たない、どちらかを選ばなければならないとなった時のうみの決断には本当に涙しました。また、うみが消えてしまったことにより主人公としろはが出会い結婚するという過去が変わってしまった訳ですが、最終的には2人の中には絆のカケラみたいなものが残っており、出会うことができたところも個人的にはグッときました。

Kanonは奇跡、AIRは芸術、クラナドは人生、リトバスは友情と言われていますが、サマポケはどうなるんでしょうね、2文字で作品を表せる言葉・・・サマポケは愛情・・・とかでしょうか。

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