【Amazon Echo】フラッシュブリーフィングスキル作成してみた

AmazonEcho開発
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はじめに

Amazon Echoを購入したはいいものの目覚まし、ラジオの視聴くらいにしか使用していなかったので、今回はEchoで使用できるフラッシュブリーフィングスキルの作成をしてみました。

フラッシュブリーフィングスキルとは

まずスキルというのはスマートフォンでいうアプリの様なものです。Amazon Echoでは主に以下3つのタイプのスキルを作成することができます。

・カスタムスキル

一番自由度の高いスキルで、ユーザーとの対話を通して様々な事を行える。

・スマートホームスキル

テレビや電気などスマートホームに対応した機器を操作する事ができる。

・フラッシュブリーフィングスキル

今回作成するもの。RSSやJSONのフィードを読み込ませて最新のニュース等を読み上げる事ができる。

【公式】フラッシュブリーフィングスキルAPIについて

スキルを作成してみる

今回作成するスキルのゴールとしては、私の好きな声優の竹達彩奈さんの公式ホームページのニュース情報を取得して読み上げるスキルを作成する事です。

Amazon開発者ポータルにログインする

ログインするためにはAmazon.comアカウントが必要です。echoを所持している方は持っているとは思いますが、持っていない方はアカウントの作成をおこなってください。

開発者ポータルサイト

Alexaスキルを作成していく

開発者ポータルサイトにログインしたら右上のDeveloper Consoleをクリックします。

AlexaDeveloper

 

Alexaタブをクリックして、alexa skill kitを選択します。

AlexaSkillKit

 

新しいスキルを追加するを選択し、スキルの作成にうつります。

AlexaSkill

この様な画面になるので、設定していきます。

基本的に文字を読めば何を入力すればいいかわかると思うので、入力して保存、次へを押していきます。

途中でフィードのURLを入力するページがあります。ここがこのスキルの一番の要です。

AlexaSkillフィード

このURLにはRSS、JSONを返すものを設定します。

例えばRSSを配信しているサイトなどはホームページ上で右クリック>ソースを表示 としてhtmlを確認するとhoge.rssなどと記入されているのでそれを指定すれば良いです。

私の場合は、rssが公開されていなかったので以下の手順で試しました。

 

・無料のrssフィード作成サービスを使用してrssの作成

結果:rssの形式に指定があったため別の方法を考える。

・rssがダメならとjsonを返すスクリプトを作成

結果:フィード情報はhttpsでアクセスできないといけないため解決策を考える

・自分のレンタルサーバーをssl設定してhttps化して上記jsonを返す様に設定

結果:成功!

 

フラッシュブリーフィングのフィードの指定について

以下を満たしている必要があります。

・httpsである事

・jsonかrssである事

・HTTP Content-Typeヘッダーでファイル形式をMIMEタイプとして指定する事

・一度に1~5個の異なるフィードアイテムを提供する事

・フォーマットとして以下を指定する事
(ID, 日付, タイトル, テキストコンテンツ)

詳しくはフラッシュブリーフィングスキルAPIフィードのリファレンスを確認してみてください。

スキルの実機テスト

設定が終わるとテストをする事ができます。

Alexaスキルテスト

テストを開始するにを”はい”に設定する事で「Amazon Alexa アプリ」上に表示されます。

設定>フラッシュブリーフィングを選択すると先ほど作成したスキルが表示されているので、そちらをアクティブにして「alexa ファッシュブリーフィングを教えて」と話しかけるだけで読み上げてくれます。

 

こちらテスト動画です。

さいごに

alexaのskillは意外と簡単に作成する事ができます。特にフラッシュブリーフィングスキルは入門に丁度いいのではないかと思いました。1時間もあれば作成できるので、興味のある方はぜひお試しください。

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