はじめてのレコード〜機材の設定から再生まで

レコードプレイヤー声優
こんにちはエバンスです。
2017/7/19 豊崎愛生初となるベストアルバム「love your Best」が発売されました。私の好きな声優さんのベストアルバムが最近発売されました。もちろんCDを購入しました!そして、なんとこの度レコードも同時発売なのです!

 

やったねー!
CDを購入したのでレコードの購入はどうしようか迷っていたのですが、この機会にレコードをはじめるのもいいのではないかと思い、こちらも購入しました!もちろんレコードプレイヤーなど持ってないどころか、生まれてからレコードに触れた事もない私・・・そんな私がレコードを聞くまでに考えた事や、準備したもの、再生の方法などを紹介したいと思います。

レコード再生までの道

1, レコードの購入

冒頭で述べたように、私はまずレコードの購入をしました。聞きたいレコードがある、”好き”というその気持ちが何事においても重要です。

2, 再生環境の準備

レコードを再生する為には以下の機器が必要になります。
  • レコードプレイヤー
  • フォノイコライザー
  • パワーorプリメイン アンプ
  • スピーカー

さて、一つずつ紹介していきましょう。

レコードプレイヤー(必須)
レコードを再生する為のプレイヤーです。エントリー機は1万円以下で買えるものも存在しています。注意しないといけない点としては、針とカートリッジが付属しているかどうかです。こちら付属していない場合は別途購入の必要があります。
フォノイコライザー(プレイヤーやアンプに付いていない場合 必須)
通称フォノイコ。聞いたことがない単語ですね、もちろん私も知りませんでした。こちらは何かというと以下二つの機能があります。
  • レコードに記録された圧縮された音信号を、元の波形に変換する機能
  • レコードから読み取った微弱な信号をCDと同等度まで増幅させる機能
つまりレコードの波形変換&出力増幅装置です。これがないと音が小さすぎて聞けません。
アンプ(スピーカーに付いていない場合 必須)
こちらは馴染みがあるかと思います。こちらも音信号を増幅する為の装置です。例えばエレキギターなどを想像していただくのが良いと思います。単体で弾いても音が小さくで聞こえません、それをアンプを通す事で音信号を増幅させライブ等で聞く音になっています。
スピーカー(プレイヤーに付いていない場合 必須)
音を出す為に必須の機器です。スピーカーにもアンプ内蔵型の物など種類がありますので、これから購入を考えている方は確認してみてください。これらの事を考慮し、環境の準備をしてください。とりあえずレコードを聞いてみたいけど、なるべくお金はかけたくないという人は、レコードプレイヤーにフォノイコライザー、アンプ、スピーカー全てついた
エントリー機があるのでそちらを購入するのがいいかと思います。
例えばこちらの機種です、安くて見た目もカッコ良い。
今回私が選んだレコードプレイヤーはこちらです。

レコードプレイヤー

購入理由ですがまず、私はアンプやスピーカーなどは一通り所持していたので、必要なのはプレイヤーとフォノイコでした。この二つを分けるのは金銭的面からあまりしたくなかったので、フォノイコが内蔵されているプレイヤーを探しました。その中でこだわった点としては、
  • ダストカバー(プレイヤーの蓋)が付いている事
  • 見た目がかっこいい事
  • 使いやすい事
TN-100は、ダストカバーあり、見た目かっこいい!、使いやすい(オートリターン搭載、針交換可能、33,45,78回転レコードに対応)と条件にマッチしていたので購入しました。

3, 再生

再生方法について。私が一番心配していた事。

”レコードのどこに針を落とせばいいか分からない!”

これです。レコードの溝じゃない部分にレコードの針を下ろしたら変に傷がついてしまうのではないか・・・と、レコード初心者の私は心配していました。実際再生してみて分かったのですが、全然心配する事はありませんでした。適当な場所に針を下ろしても曲の途中から再生されるだけでした。
そもそも、レコードの曲と曲の間には溝が無いので、溝が無い場所に下ろしても大丈夫じゃん・・・という。それでは再生手順について説明します。
1, 機器のセッティング
レコードプレイヤーとスピーカーなどの配線をつなげます。その後、フォノイコスイッチがONになっている事を確認し、レコードプレイヤーの電源を入れます。
2, レコードのセッティング
レコードはとても繊細です。赤ちゃんを抱くように優しく、盤面には触れないようにレコードの側面を持ちプレイヤーへ
3, 針を下ろす
  1. レコードの回転回数を確認する(LPであれば33)
  2. 針の保護カバーを取り外す
  3. トーンアームの留め具をはずす
  4. アームリフターを上げる(トーンアームが少し浮きます)
  5. トーンアームを再生したい箇所に移動させる(一曲めの初めから再生したいのでなるべく外側になるように移動させます)
  6. アームリフターを下げる(トーンアームがゆっくり降ります)
  7. トーンアームが降りてレコードに接触すると、レコードが回り始め再生が始まります。
注意した方がいい点としては、再生がいきなり始まるのでスピーカーの音量に注意してください。アンプのボリュームを小さめに設定しておき、曲が再生されてから音量調節をすると良いです。
4, 再生が終了したら
私が購入したTN-100はオートリターン機能が付いていて、再生が終わるとトーンアームが元の位置に自動で戻ります。なんと便利なのでしょう。機種によってオートリターン機能はついていないものがあるので、その場合は手動で元の位置に戻してください。そのまま放置しておくとレコードが傷みます。

レコードを始めてみての感想

トーンアームが降りてレコードが周り曲が再生される。ただそれだけの事なのにとても感動しました。レコードの音質は映画などで聴くかすれた感じの音を想像していたのですが、CD音源となんら変わりのない音が再生されて驚きました。再生中に机が揺れたりすると針がゆれ音も揺れますので注意が必要です。レコードの音はCD音源と違い温かみがあると感じました。また、楽器それぞれの音がCDとくらべ聞き取りやすいような感じを受けました。スマートフォンなどでボタン一つで様々な歌手の曲が手軽に聞けるデジタル時代ですが、レコードのように、一曲を聴く為に手間がかかるアナログな感じが新鮮で良いです。一曲再生する重みが違う為、普段聴いている曲も全く別の曲に聞こえるような感じがします。今後もレコードライフを楽しみたいと思います。

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